相続手続き時の自宅の取り扱い

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「相続手続き事例その1」遺産分割での自宅の取り扱いについて

このページからご覧の方は、恐れ入りますが、
「相続手続き事例その1」の状況と前提等 を、
お読みになってから、ご覧いただければと思います。

どのような状況や前提の下で書かれているのかを、
知っておかれたほうが理解が深まるからです。
よろしくお願いします。

依頼者は、自分の実家でもある相続財産の自宅に、
兄家族が住み続けるだろうと考えていました。
しかし、兄夫婦は違っていました。

「下の子が中学を卒業するので、これを機に、
 この家を売却して、一戸建て住宅に住み替えたい。
 売却して得られたお金の半分は、必ず渡すから。
 心配しないで、言うとおりにしてくれないか。」

四十九日法要が終わった時に、そのように告げられたそうです。

生まれ育った実家を失ってしまう。
何とか実家を守りたい。
兄に住み続けてほしい。
いい方法はないだろうか。

私は、依頼者に尋ねました。
「あなたが住むことは考えられませんか。」

「あんた、何言ってんだ。
 自分が住めれば、こんなことを考えないでしょ。」

依頼者は、このように言った後、
通勤が不便になること。
現在住んでいるマンションを売却すれば、
売却損が出てしまうこと。
同居していた兄が住み続けことを、
義務づけるような方法はないのか。

感情的になって、口から発せられる言葉で、
余計に、感情の高ぶりがエスカレートしていく。


返答を求められるまで、黙っていました。
そして、口を開きました。

「あなたの都合はよくわかりました。
 でも、あなたの都合を変えることなく、
 お兄さんの都合のみを変えることはできません。
 それに、お兄さんは、理不尽なことを、
 言っているようにも思えません。
 ところで、あなたの奥さんの妹が、
 近くにおられるようですが、
 自宅を貸家にして妹さんに住んでもらう。
 そのようなことは、無理な話でしょうか。」

依頼者が冷静になっていることを確認しながら、
続けて、告げていきました。

「単刀直入に言わせてもらいます。
 あなたは、自宅を売却した場合の400万円を、
 相続に係る財産として、お兄さんから受け取るか。

 自宅の土地建物については、あなたが所有して、
 自宅には奥さんの妹さんに住んでもらうか。

 遺産の定期預金の400万円相当分を、
 お兄さんに多く相続してもらうことにする。

 自宅をあなたとお兄さんの共有名義にすると、
 相続手続き完了後に、わずらわしい事態になることがあり、
 あなたのケースではお勧めしません。
 売却したい時に、共有者の同意が必要となったり、
 譲渡所得となって、税負担も考慮しなければなりません。
 自宅を守るためには、400万円が必要になります。

 ゆっくりとお考えになってください。
 遺産分割協議書を作成する際の元になる、
 自宅の取り扱いについてのあなたとお兄さんとの合意。
 合意が為された時に連絡してください。お願いします。」

その後、電話で2度、やり取りをしました。
アドバイスすることは、もうありませんでした。

依頼者は、奥様の妹が住むことに難色を示したことから、
結果として、自宅を売却することとなりました。

お兄さんとの合意ができたことを確認して、
遺産分割協議書の作成に着手いたしました。

今一つ、残されていた問題も、同時並行的に解決しました。
生命保険金についての課題でした。

その具体的な事例については、
ページを改めて、書かせていただいています。

「相続手続き事例その1」生命保険の取り扱い に、
書かせていただいておりますので、ご参照ください。

また、同じような事案でお悩みの方には、
こちらに、お問い合わせ・ご予約フォーム を、
ご用意しておりますので、是非、利用してください。



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相続手続きをはじめ、離婚協議などの家事事案についての合意書である、「遺産分割協議書」、「離婚協議書」などの作成業務、及び、書面作成に伴う相談業務を行っています。 それらに加えまして、「知的資産経営報告書」の作成と、「経営承継プラン」の作成、及び、それらの書面作成に関連する経営相談業務を行える行政書士事務所として認められているところです。

ありがとうございます。
行政書士 松本 仁孝

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